LDKリフォーム／施工事例　富山県氷見市H様邸

断熱性を高めて北陸の厳しい冬場を乗り越える

断熱性を確保すれば、快適かつ経済的です

綺麗にお使いとはいえ、昔の住宅と現代の住宅とでは断熱性能に大きな差があって当然です。H様邸では、リビングなどに内窓が設置されてはいました。しかしこれを機に最新の断熱材を使用し、厳しい冬を暖かく過ごせるように断熱工事に力を入れました。

奥の浴室の壁にたっぷりの断熱材が詰められているところです。手前の洗面室にも使われています。

浴室の洗い場の床に発泡ウレタンの断熱材が敷き詰められました。床下からの冷気を防いでくれます。

LDKの天井に詰め込まれた断熱材です。暖房で暖められた空気は上に移動します。この断熱材は熱が逃げるのを防いでくれます。

水回りの構造躯体がシロアリの食害に遭っていることが判明！

被害に遭った木材をすべて新しいものに交換しました。

生きているシロアリは確認されなかったものの、水回り全体の比較的広い範囲がシロアリ被害にやられていました。シロアリは木材以外にもダンボールや発泡スチロールなど湿気たものなら何でも好むため、雨水はもちろん湿気は大敵です。今回のように壁やタイルの膨らみのほか、床が沈む感じがするなど明らかな兆候がある場合は要注意です。被害が建物全体に及ぶ前に何らかの対策をとったほうが良いでしょう。

在来工法のステンレス風呂。タイルの剥がれが目立ちます。窓の下のタイルが盛り上がって、割れているように見えます。

タイルを剝がしていくとこの通り！窓下の木材がシロアリに食されボロボロになってしまっています。盛り上がって見えたのは、おそらく長年の間に雨水が入り込み、木材にしみ込んで膨張したため。定期的なメンテナンスの重要性がわかります。

浴室以外にも、洗面室とトイレを構成する木材にもシロアリ被害が見られました。土台と柱をすべて新しいものに交換しました。